未経験からITエンジニア、プログラマーになれるの?という疑問ですが、
結論から言うと、なれます。
IT人材が恒常的に不足している
情報処理推進機構(IPA)の「IT人材白書2017」によると、人材不足を意識している企業が多く、対策として人材の採用を行っているところが49%にも上ります。
大学、専門学校等で、プログラミングを学ぶ環境は増えているにも関わらず、現実は人材不足となっています。
つまり、未経験でもITエンジニア、プログラマーになれるチャンスがあります。
文系出身だけど、ITエンジニア、プログラマーになれるの?
ITエンジニア、プログラマーの特徴として、論理的思考を求められるケースがあります、論理的思考というと理系!といったイメージがあると思いますが、文系の職業でも必要な思考となります、実際、文系の経営コンサルタントなどは、論理的思考(ロジカルシンキング)のスキルを持っています。この論理的思考は、私は30代の時に存在を知り、会社の研修もありましたが、実業務なり、書籍を読むことによって身につけました。
つまり、今からでも身につけることができるのです。
私の周りでも、英文学部、経済学部出身の文系プログラマーはたくさんいます。
プログラムって難しいんじゃないの?
プログラムを作ったことのない人からよく聞かれます。
私の場合ですが、はじめは、まったくわかりませんでした。またここだけの話、キーボードも人差し指で打つことしかできませんでした。
当時は、スクールもなく、文字ばっかりの専門書籍を読むことしかできませんでした。
難しいと言えば難しいですが、安心してください、やっていくうちに慣れで出来るようになります。
プログラムは”言語”という位なので、文法があります。
つまり日本語、英語などの自然言語と同じです。
私は関西人ではありませんが、周りには関西人の人がいます、はじめは、”〇〇でんがな”、”□□まんがな”という言葉が理解できませんでした、異国の人と話しているのかと思ったこともあります。しかし今はバッチリ理解できます。
プログラム言語も同じことです、はじめは難しいですが、毎日、関西弁を浴びるように、プログラムをコツコツやっていくと身につきます。
ただ私が関西弁を使うと”意味は伝わるけど、うそくさい関西弁”と言われるのですが、プログラムの場合は、きっちりとした文法を使わないと理解してくれません。
そこがプログラムの難しいところですね。
ITエンジニア、プログラマーに必要な3つのスキル
では、どのようなスキルが必要か?ということになりますが、
私は以下の3点が必要だと考えています。
- コミュニ―ケーション能力
- 常に努力をする能力
- 自分で考える能力
コミュニケーション能力
システム開発は、チームでの開発が多いです。システムを開発するうえで、必要なプログラムは、数十本~数百本必要になるため、それを複数人で開発していきます。そこでミーティングなどを行ったりするので、必然的にコミュニケーションスキルが必要なります。システムエンジニアになると、顧客とのミーティングも増えてくるので、やはり必要なスキルとなります。
常に努力する能力
IT技術は、日々進化しています、最近では、ブロックチェーン、AIといったニュースをよく耳しますね。このブロックチェーン、AIもプログラムでできているわけですから、プログラム言語も進化していきます。
あなたが、プログラム言語をマスターしても日々進化していくので、その変化についていかなければなりません。
ちょっと話を変えて、世の中の動きに注目してみると、ガラケーが、スマホに変化しています。その中で「ワシは、ゲラケー!!画面をシュッシュッするのは、理解不能」という人がいます。
このようなスマホの変化についていけない、変化が嫌いという人じゃない限り大丈夫だと思います。
この記事をスマホで読んでいる方もいると思います。そんなあなたは大丈夫です。
自分で考える人
プログラムを開発していると、いくつものバグに直面します。そこですぐ周りの人に聞く人がいます。
すぐ答えを聞けるので作業が進みますが、それだとなかなか身に付きません。
Googleで検索や書籍を読んだりして、この業界に入るなら、自分で答えを見つけていくスキルが必要になってきます。
そうすることによって知識として定着していきます。
つまり能動的に動く人といっても良いのかもしれません。
とはいえ、まったくの初心者からでは、難しいところではあります。
その場合は、1時間悩んだら質問しよう!と自分でルールを決めて質問をして、最終的には自分で考えられるスキルを身につけていくと良いでしょう。
3つのスキルのまとめ
3つのスキルは今の時点では、無くても大丈夫です、このスキルを身につけるのを苦痛に感じるかどうかで考えてみるのも良いかもしれませんね。
まとめとして、
ITエンジニアとして就職し、数年で3つのスキルを身につけて、フリーランスや起業していく人もたくさんいます。
コミュニケーションスキルで、顧客にシステム開発を提案する。
常に努力するスキルで、最新技術を使ってシステムを開発する。
自分で考えるスキルで、自分で答えを考えて解決策を見つけ出す。
と3つのスキルを身につければ、フリーランス、起業もできますね。
まとめ
未経験でも、プログラマーになれるのか?について解説してきました。イメージとして、理系だったり、プログラムが難しいのではないのか?という考えが、世間では主流になっています。
逆に考えると、そこで”自分はやめておこう”という人が多いので、人材不足になっているのではないでしょうか?
もう一歩考えてみると、この世間のイメージであきらめる人が多いので、チャンスだと思います、ライバルが勝手に諦めてくれるので!!
この記事を読んでいるあなたは、ここまで読んだのですから、ライバルよりも一歩リードしていると思いますよ。
次回は、ITエンジニアになる前に必要なことについて解説していきます。